MMDAgentをAgentに育てるブログ

MMDAgentを中心にプログラミング関係を書いていきます。

【雑記】ボカロ歌舞伎観てきました

不定期更新なうえ今回はMMDAgentとはあまり関係ないです。熱伝導です。

土曜の朝にネットニュースでボカロ歌舞伎の存在を知り、急遽初のニコニコ超会議に行ってきました。
歌舞伎目的で行ったのでほとんど回れてないのですが意外と楽しかったです。

さっそくボカロ歌舞伎ですが正直話の内容はまああまり面白くない。悪いとかでなく歌舞伎ってこういうもんなんだろうなという印象。
いつも悪口っぽくなって申し訳ないけど他意はない。ネットぐらい正直に書きたい。
ただ全体として面白かったか面白くなかったかと聞かれれば非常に面白かった。
最初こそ退屈だなと思いましたが最後は周りに混じってスタンディングオベーションしてました
役者さんの演技の迫力が凄い。雑技っぽいのもしてて驚き。
加えてミクさん投影用のパネルを使って魔法攻撃みたいな演出があったりとなかなか工夫してありました。
というかミクさん完全におまけか釣り餌。良い意味でまんまと釣られました。
会場で紹介されてた知識なんだけど歌舞伎って公演中に名前叫んだりとかしていいんですね。この辺り非常にオタク文化に合うんじゃなかろうか。
最後に歌舞伎役者さんにペンライト振りながら千本桜が流れるカオスさは非常に好き。

まあ思いのほかに面白かったので感想など書いてみましたが今回の本当の目的はミクさん投影技術を生で見る事。基本インドアなので動画でしか見た事なかったのです。
ミクさんの投影技術はわりと評判が良かったので期待してたのですが結果としては五分というかまだ問題が残ってる感じ。
自分は急遽参加だったため自由席だったのですが確保した席はホール2階の舞台斜め前。全体が死角なく観れてなかなか悪くない席だったのですがいざ始まってみるとミクさん全然見えない。非常に暗い。うっすら幽霊のように映ってるのはわかるってぐらいでとても褒められた見た目じゃない。
序盤のテンション低かったのは9割これのせい。ガッカリもいいとこだった。
そんな感じで陰鬱と眺めてたのですが話が進みミクさんが舞台を動く。


あれ。凄くね?

ミクさんが動くのに合わせて後ろのプロジェクターらしきものが動く。
結果的にプロジェクターとミクさんと自分が線上に並ぶ配置になった時、ミクさんがハッキリ映った。
凄い。さすがに現実と見分けがつかないってレベルじゃないけど演出としては十二分に許容範囲。遠目ならそこまで違和感ない。それこそライブみたいな人間と比較されない一人舞台なら難なく受け入れられるんじゃないだろうか。

要するに視野角の問題なんですね。今の投影技術だとちゃんと見れるのはほぼ正面に限られると。
まあ言われれば確かに聞いてた問題なのですがここまで違うとは思ってなかった。ただ、この辺りはプロジェクター追加するとかで解決する問題なのかな。

という流れで結果としては五分と評価しました。
いや五分とか言ったけど正面席しかないライブホールとかなら全く問題ないんじゃないかな。
めちゃくちゃ凄かった。

視野角はやっぱり映像では付いて回る問題ですね。例えばMMDAgentを立体っぽく見える方法などはよく妄想するのですがやっぱり斜めで見た時にどうするかが鬼門。一人ならキネクト系で人間捉えてモデルをその方向に合わせた配置とかもできるけど多数だとやっぱり破綻する。
この辺りはハード屋の頑張りに期待する。俺には無理だ。
そういえば複数のプロジェクターで投影するプロジェクトがあった気がするけどどうなったんだろうなー。

というわけでレポートのようななにかでした。

ついでというかMMDAgentのシナリオ問題の方ですが峠は抜けた感じです。GW中にだいたいの形はできそう。